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年始の備忘録/2026

  • 執筆者の写真: Kazumi Kakizaki
    Kazumi Kakizaki
  • 1月5日
  • 読了時間: 2分

年末年始に、体と気持ちが一度ゆるんだ。

そのあと、神経のどこかが張ったままになっている。


今は、前に進もうとしているというより、

余計な皮が自然に落ちるのを待っている感じに近い。


仕事部屋は物置のようになっていて、

片付けたい気持ちと、判断に体力を使いたくない気持ちが同時にある。

出版した(と、言えるのか?イラストを提供しただけ)絵本や好きだった画集、

積んだままの本を開くと、「すごく良い」と思う感覚と、不安が一緒にやってくる。

委ねると、戻るのに力が要るから、(しばらく前から)今は距離を取っている。


夫のこと、家のリズム。


改めて思う実家の母や父、弟との時間や距離。

触れずにいるほうが、楽な重さもある。

受け取られなかった、納得できずにぶつけた怒り。

問題がすり替えられたまま終わる会話。


今はそれを、抱えたままでは少し苦しい。


仕方がないことも、自分が流せない性格であることも、

理解はしている。


息子は、この数年で一皮も二皮も剥けた。

彼が乗り越えてきたもの、今も静かに抱えていることがある。

私はもう、橋渡しをしたり、代わりに背負う場所には戻らない。 むしろその方がおこがましいくらいに、今の彼はずっと立派だ。


2026年は、一旦手放す年にする。

体力を使わず、放せそうなものは放す。

制作は、すでに予定のあるものを優先して、粛々と進めたい。

今は、広げない。


この感覚を、整えないまま記録しておく。

年始の備忘録として。

 
 
 

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